スタートは、ゴールの設定から。
何事も、ゴールを設定することが重要だ。
ゴールのイメージがあるかどうかで、そのマラソンの完走率が大きく変化する。
ゴールを設定しないで、勢いだけでスタートを切るということは、
ゴール地点の見えないマラソンをただひたすら闇雲に走っているだけだからである。
また、母親に頼まれておつかいに出たのに、
何を買ってくるのか聞かずに家を飛び出したのと同様である。
上記の例は、極端な例ではあるが、多くの場合はそれと同じであったりする。
まずマクロなゴールを設定した後に、
そのゴールを目指すためのパスを描いたミクロな目標を設定する。
ゴールや目標は、明確であれば明確なほど、パスを描きやすいが
そのゴールや目標は、抽象的であったり、自分のそのときの仮説であり、変化する可能性があるため、抽象度の高いゴールのもと、具体化したミクロな目標を設定し、着実に積み上げて、ゴールに近づいていくことが大切である。その最小単位をタスクとする。
ゴール(≒ビジョン)>目標>…>タスク
(抽象的⇔具体的)
ゴールのパスである目先のタスクや目標を追うときに、同時に重要なのが、最終的なゴールイメージの明確化とアップデートである。
それが出来ているかどうかで、手段が目的化した努力になるかどうかの分かれ道になる。
冒頭の例で、言い表すと
マラソン大会で、「あそこの電柱まで頑張ろう!そして、次はあそこまで!」と走っていたものの気づけば、その「あそこまで」が、自分のゴールと化してしまっていて、本来の目的を見失ってしまうという現象。
ゴール到達のために、ゴールを細分化し具体化するのは良いものの
常にゴールのイメージをアップデートし続けけることが、目的を見失わないということとミクロな目標の設定時のピボットを行うために、同時に重要なのである。
・ゴールの明確化
・ゴールの細分化