結果を残すということ。
巷では、「結果を残したい。結果が全てだ。」などとという言葉を度々聞く。
では、結果とは何なのだろうか。
私は、結果を残すこととは「誰かに対して価値をもたらすこと」だと考えている。
一次元的な考えでは、金メダルを取った、社長になった、新聞に載った。などといった事象そのものが結果と考える人もいると思うが、
私は、その事象によって、誰かが感動したり勇気をもらったりする人がいるからこそ結果なのだと思う。
誰かに対して価値を与えた人が評価され、結果的に結果を残したと言われるのである。
私たちは、金メダルをとる選手の姿を見て、彼ら彼女らの努力を想像し、感動する。
金メダルを取るよりもものすごーく努力している人や、世のため人のために苦労している人もいる思うが、
誰かに対して、価値を与えられなければそれは、結果として認められず、独りよがりと自己満足として終わってしまう。
もちろん、私たちに知られることのないところで価値を与えてくれる人もたくさんいる。それも立派な結果である。有名かどうかが、結果ではない。
だからこそ、結果を残したい。と考える人は
逆説的に、「誰かに対して価値を与えたい」と考えるようにしてはどうだろうか。
この記事も誰かに対して価値を与えられるものであればと思うし、
自分自身も、結果を残すことが出来る人間になっていきたい。