薬を作る人・広める人

世の中には、無数の痛みがある。

耐えられない痛みや、なんてことない痛み。
ある人には感じる痛みや、ある人には感じない痛み。色々ある。


薬を作る人は、「この痛みを無くしたい。」そういった思いから生まれる。薬が使われることで、結果として消える痛みを、薬を作る前から目的として行動する。


薬を広める人は、ある薬が解決できる「特定の痛み」を探すところから始まる。「自分が無くしたい痛みは何か。」からではない。


両者の行動によって、「ある痛み」が消えていくという結果は変わりない。
しかし、この両者は全く違う。

世の中は、少数の生み出す人、大多数の広める人によって構成されている。

いずれの立場であっても、「自分は何をしたいのか。」「自分は何をしようとしているのか。」この思いを大切にしたい。